予科練平和記念館に行きました。

2011年10月23日 千葉県金属9条の会の呼びかけで、茨城県稲敷郡阿見町にある、「予科練平和記念館」を見学した。

「予科練」とは「海軍飛行予科練習生」のことを指し、海軍の航空部隊を育てる施設がこの町にありました。

世界大戦では航空機の需要が高まり、日本でも優秀なパイロットを育てるのが急務であったようだ。

14歳から17歳までの子供を対象とし、早くから熟練パイロットを育てた。

入所するのが非常に難しく、また教育内容も非常に厳しいものであった事が展示された資料から伺えた。

運動能力、学習能力の両方に於いて高い能力を要求されたエリート集団であった。

この様な海軍の教育を受ければ、一般人以上に「お国の為」の精神が強くなるのだろう。

自らの命を顧みずに、勇敢に戦争に向かっていった。

戦争も末期になると、日本の劣勢は明らかで続けることが無謀なものになる。

そして「特攻」作戦を決行する。

ご存知の通り、飛行部隊が自ら敵艦隊へ攻め込み自爆する作戦のことである。

なんていう非人道的な作戦だろうか?誰がこんな命令をだすのだろうか?

しかし、予科練の者が進んで特攻隊に志願したのだという。

こうして、予科練の若者たちは次々命を落とすということになる。

 

なんともやりきれない。

 

彼らの遺書が展示されていた。

家族への感謝、親への気遣いなどが記されていた。

胸が詰まる思いがした。

 

彼らは何の為に生をうけ、厳しい訓練を受け死んでいかなければならないのか?

 

現在は戦争の傷跡も癒え、急速な復興を果たしました。

豊かな暮らしを手に入れた日本。

しかし、このような不遇な時代に生まれた若者が確かにいたことを忘れてはならない。

私たちのおかれた境遇に感謝し、2度と悪しき歴史を繰り返してはならないと感じました。